たまにあります。

第1550話

天井クレーンの
定期点検、修理、製作サービスを

”　のどかな志和　”　

からお届け。

作業に影響の出る突発修理ゼロを
目指す　クレーンメンテ広島　の

なるたに　です。

関わる全ての人、企業、地域のため
最善をつくします！

急なお問合せがたまにあります。

「年次点検を今月中に実施して貰えませんか？」

そういう場合は、だいたい
労基の監査が入って指摘されて・・・

というパターンが多いです。

しかも、クレーンのことではなく
別の監査目的だけど、

「ついでにクレーンの点検記録も見せてください」

って感じで。

先日もそんなお電話を頂いて
調査させて頂きました。

かなり年数の経ったホイストが
数台。ちょっと見ただけど、
これは直さないとってところがチラホラ。

ぶっちゃけ言うと、メンテナンスしなくても
使えてしまいます（違法ですが）。

でも、それは危険なリスクをはらんでいます。
だから、法令で義務化されています。

定期点検（使用前・月例・年次）の実施
点検記録の3年間の保管
不具合箇所の速やかな修理

車と同じで事故やトラブルが多いんです。

人間って正常性バイアスが働くので、
自分は大丈夫とか故障なんかしないなど

良いように思い込みがちです。

でも、いざ起きてしまうと
大変です。

重たい荷を吊れる便利な機械である
天井クレーンは、
トラブルが起きた時のエネルギーも大きいです。

クレーンで定義されているものは、
軽くても500ｋｇの荷が吊れます。

500ｋｇでも上から落ちてきたら・・・・
想像するだけで・・・・

そうならないようにするには、
クレーンを良い状態に保つことですよ。

定期点検でチェックして、
悪いところが見つかれば、
計画的に早めに処置する。

これをしっかりと繰り返していれば、
良い状態は保てます。

適正な状態をクレーン操作を行っていきましょう。