不具合事例のご紹介

1078話

天井クレーンの
定期点検、修理、製作サービスを




” のどかな志和 ” 



からお届け。



作業に影響の出る突発修理ゼロを
目指す クレーンメンテ広島 の 


なるたに です。








今日はシンプルに最近遭遇した不具合
事例の紹介を。




①日本ホイストの制御盤の入線口

樹脂の部品でケーブルを保護しますが、
貫通部のねじ部が折れていることが多いです。
ケーブルの自重のせいだと思います。



②押釦ペンダントケースの損傷

一昨日確認しましたが、よくあるパターンです。
設備などにぶつけて損傷したと思います。


これについては、対策を検討中です。
カタチになったらここでご報告いたします。




③巻上ワイヤーロープの乱巻き

ワイヤーロープをドラムと呼ばれる溝を切った
円筒部分に巻き付けますが、
溝に沿って巻き取らない状態になってます。

昨日、一昨日で2台確認しました。


ロープの変形、素線切れの原因になるので、
巻取り時は注意が必要です。



巻上げながら、
横行や走行した時、荷が振れた時に
起こりやすい現象です。






④電磁接触器の接点欠け

分かりにくいですが、
矢印の部分の接点が欠けています。

指令が入る度に、

電流が流れ接点はくっ付いたり、離れたりを繰り返しますが、
その時々の状況により荒れたり、
欠けたりすることがあります。





⑤歯がなくなってます。

巻上ブレーキのライニングと呼ばれる部品

上の矢印の方は辛うじて歯が残ってますが、
下の矢印の方はズルズルです💦💦💦


常時使い方を見ているわけではないので、
何とも言えませんが、

右に回転したり、左に回転したりの
動作を繰り返すので、
摩耗が生じます。最終的には・・・・






この1,2週間で確認した不具合の一部です。

普通に動いているように見えても、
中はぐちゃぐちゃな場合は、結構ありますよ。


早めに不具合を見つけて、対処しましょう。









ちなみに⑤のトラブルは、
修理について矢のような催促が、、、、


一番使用率が高いので・・・・
ということですが、




ならば、定期メンテナンスされた方がいいですよ。







今日はこの辺で 

また明日!

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